コメント

とても静かな映画だった。ミュージシャンとして燻るせいいちの姿は他人事とは思えず、同じミュージシャンとして感じることがたくさんあった。懐かしさや恥ずかしさやバツの悪さ、いろんな感情を引き出されながら、どうしようもないなと眉をひそめつつも、ああいう重力の下でしか生きられない彼らをやっぱり愛おしいと思えてしまう。

米津玄師(ミュージシャン)

まったく同じ体験をしたことがあるわけではないのに、心の古い部分がグッと締めつけられる。登場人物の気持ちがわかっちゃうこと、内緒にしたい。

牛丸ありさ(yonige)

自分のバンドがうまくいきだして、支えてくれてた彼女に泣かれてビンタされた2000年の三軒茶屋の路上にこの映画はありました。俺はもうだめだと思いました。

峯田和伸(銀杏BOYZ)

役者が発する音、呼吸、そして町の声が愛しい記憶を刺激する。それは彼らがちゃんとスクリーンの中で生きていたから。この「ちゃんと」が味わえる日本映画、けっこう久々。

松江哲明(ドキュメンタリー監督)

臼田あさ美演じるだめっぷりはんぱない女と、臼田あさ美自身、いい女はんぱない成長ぶりに驚かされっぱなしの映画でありました!

みうらじゅん(イラストレーターなど)

臼田あさ美、泣き笑い、最高だす。

ホンマタカシ(写真)

東京の街のアパートの小さな部屋から、音楽が生まれる。その瞬間、どこか懐かしくもどかしい、不器用な今と過去が混じりあい、その歌声に、こぼれる涙に、びりびりした。

瀬田なつき(映画監督)

人はどうしようもないほどダメな人間に、どうしようもないほど懸想する。それがダメだと判っていても何故かなびいてしまう、それが女と男なのだ。

松崎健夫(映画評論家)

キャストが絶妙すぎて、これが漫画原作であることが不思議なくらいだ。
むしろ、臼田あさ美のドキュメンタリー映画と言ってもいいくらい、彼女のすべてがリアルだった。

石川慶(映画監督)

今より少し贅沢な普通、そんな控えめな夢でさえ日常の輝きを見失う。この映画に今を振り返れとツネられた気がしました。

矢本悠馬(俳優)

痛々しい感情と愛情がじわじわと突き刺さりました。今年一の恋愛映画です。

武田梨奈(女優)